ピアノという楽器を学ぼう
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ピアノの歴史(18世紀中期・後半)
ピアノの発展の歴史を18世紀中期から後半まで紹介します。
シュタイン製ピアノ
ジルバーマンのメカニズムに新たな改良を重ねたのはドイツのヨハン・アンドレアス・シュタインです。18世紀前半のピアノは木製の箱に鉄や真鍮で弦を張って、木の上に鹿の皮を張られたハンマーで叩く方式で、音域は4オクターブから4オクターブ半ほどしかありませんでした。しかし、シュタインが改良を重ねたピアノは、ウィーン式もしくはドイツ式とよばれるアクションで、音にむらがなく反応が速いものになりました。消音機構が効果的に働き、音域も5オクターブまで広がったのです。ですが、ハンマーは小さく、キイの重さも現在のピアノに比べると半分程度でクリアな音色で軽快なタッチが可能ですが、音量はあまりありませんでした。ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンが愛用したピアノです。一方、ワルター製のピアノは、ペダルなしでも歌うようにメロディーを旋律できましたが、鍵盤が浅いのが特徴です。その後フランスでは、エラール製のピアノが開発され、その音域の広さを利用して、ヴェートーヴェンは早速有名なソナタ、ワルトシュタイン・悲愴・月光などの作曲に取り組みました。
ツンペ製ピアノ
イギリスにおいては、ヨハネ・ツンペがクラヴィコードの流れを汲んでクラヴィコードにハンマーアクションを加えたスクウェアピアノを開発しました。1768年にJ.S.バッハの息子であるJ.C.バッハが初めてピアノをソロ演奏しましたが、その時に使用されたのが、このツンペ製スクウェアピアノです。
ブロードウッド製ピアノ
ヨハネ・ツンペが発明したスクウェアピアノを改良したのはジョン・ブロードウッドです。彼は弦に弾力出るように加え、フレームも強固なものにしました。ブロードウッド製のピアノは、今まで軽かったタッチが重くなり、それによって音の重量感も増え、響きも豊かになりました。低音域の鍵盤が増え、ヴェートーヴェンはその音域の広さを隅々まで使用して沢山の作曲を行いました。
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